望郷
いつもの乗換駅の、電光掲示板を流れてゆく、 懐かしい街の名前。
列車は毎日、君の居る大きな街と、 僕の居るこの小さな街を結んでいる。 そう、ふるさとは決して幻じゃない。
もうすこし、頑張って。 そして疲れたなら、帰っておいで。
1998
Ueno, Tokyo